熱くも冷静に!

明日は、鳥栖戦。

今の仙台にとって上位チーム以上にやりにくい相手かもしれない。
岸野監督が前監督の松本さんを引き継いで赤帽だけでなく戦術も徹底しており、ロペス封じを前面に仙台はこのところ苦戦してる。
昨年も第4クールアウェイで苦い敗戦を目の当たりにしてるし、今回もアウェイ参戦するのでそのお返しの思いもあるが・・

今回は、鳥栖スタジアムでなく佐賀県総合運動場陸上競技場になるので初めての場所で楽しみだ。

さて山形戦でも浮き彫りとなった決定力不足をどう立て直せるか?!
先月までの4連勝中から毎試合1点しか取れてないからほんとかなりの重症だ。
しかし技術的なことは、短期間で解消されないだろう。
結局は、メンタル面が一番大きいと思う。
シュートがなかなか枠を捉えられないからか、十分な態勢にもっていくまでパスで繋いだり、ボールをキープして逆に相手にカットされたりで悪循環が続いてる。
山形戦はまさにそれでシュート数5本がそれを表してる。

ここは原点に戻って単純にサイドからの攻撃を徹底してとにかく切り崩してクロスを上げる。
とにかくシュートを打たなければチャンスも生まれてこない。

もうFWだとかMFとかでなくチーム全体で得点を取る意識をもっと出してほしい。攻撃は最大の防御って言われるし。

そしてもうひとつ、気になるのが審判への対応のまずさ。
ファウルに対しての判定であまり異議を唱えるな!
木谷のPKの件も結果的に判定への異議から間接からPKに変わったってこともあるし・・・・
一番心配なのが万代。この選手、警告多いが半分以上がファウルでの警告でなく判定への不服な態度からイエローをもらってる。
山形戦でも相手選手と空中戦で競った際のファウルを取られ、これ自体に警告出されたら興奮してさらに主審に詰め寄るといった愚かな行為にでた。オカが間に入って事なきをえたがあのまま主審に抗議してれば、レッドが出てもおかしくなかった。もしそんなことになったらどれだけチームに迷惑かかるかもっと自覚すべきだ。
対照的に中島は淡々とプレイしてる。審判の判定に対しても一瞬怪訝な表情を見せても異議を唱えることなくプレイしてる姿はりっぱだ。もうちょっとあのクールさを万代も見習ってほしい。
他にもセキあたりも熱くなりやすいタイプなので要注意。
これからは、つまらないイエローが試合を左右し、それが流れも変えかねない。

熱き気持ちの中にも冷静さをもってプレイしなければ・・
それとゲームキャプテンが固定されてないのも要因かもしれないが・・・
本来ファウルへの異議もゲームキャプテン以外はしないようにするとか、興奮した選手に対して皆がなだめるなりして試合の流れを悪くさせないようにしければ・・
このあたりももっと選手間で徹底するべきでは?

チームがひとつになって戦えば必ず勝利できるはず。
鳥栖戦は、そのキッカケとなって必ず勝ち点3を持って帰ってきたい。
山形戦後の延々と続いたコール「Let’s Go SENDAI !」はサポからの熱いメッセージ。
選手にしっかり伝わってくれてると信じてる。