甲府戦を振り返って・・

甲府戦勝利後、即更新したまま余韻に浸りつつもその夜の欧州サッカーへと目を向けてたので写メの画像にちょっとコメントしただけだったので、改めて振り返ってみよう。

第13節

  仙台   2-0  甲府

  岡山 55'  1 - 0  
  中原 84'  2 - 0


甲府のサッカーは、狭いスペースでもボールを繋いでいくイメージ。
なんであんなゴチャついた中でって感じで仙台の選手もやや戸惑いながらも対応してるような展開で試合が始まった。

前半は、完全に甲府ペースだった。左サイドを突いて選手が入れ替わりボールを繋いで迫ってくる。しかし仙台も必死に対応していく。
こっちから見てるとメインスタンド側で繰り広げられる攻防でめまぐるしくボールが動くのでイマイチどうなってるのか把握できない時間帯が続く。
それでも広島戦でのポゼッションサッカーに対応できた自信だろうか、DF陣は落ち着いて最終ラインを統一していて何度もオフサイドトラップに相手FWをかけていた。
確かにゴチャちいた密集では甲府がボールを支配できてただろうが最終ラインの突破によるチャンスは作らせなかった。
直樹と永井の両ボランチもうまく対応していた。

前半をスコアレスで終わると後半に我慢し続けていた成果が得点になった!
その前に甲府には決定的な場面を逃すして、それが徐々に流れを仙台に変えていったようだ。

54分頃?相手PA付近で相手がファウル、PKか?いやシミュレーション?主審がイエローを出すとその相手は甲府のDF選手。
ファウルの位置はあきらかにPA内だったのに何故かFKはPA中央の外。
リャンが左隅を狙うも相手DFに当たってCKに・・
それをリャンが再びゴールに蹴りこむがクリアされるが前がかりになった甲府DF陣に対し永井が左サイドに流れてた平瀬にパス。一呼吸余裕をもてた平瀬は、反対側右サイドよりにクロスを上げるとそこに飛び込んできたのは右SB菅井でなくオカだった!!!
これでは甲府のマークもズレてしまうだろう。
オカは、元FWらしく落ち着いてハーフボレーでゴールに押し込む!!
ファインゴールだ!!!

先制されたことで甲府もより攻撃的になり一度はゴール前でどフリーの決定的な場面もまさかのシュートミス!運も仙台に味方してくれたような場面だった。前半からのポゼッションの高さから運動量も落ちてきて仙台の攻撃、カウンターのチャンスも増えてきた。
前半から頑張ってた平瀬はもういっぱいいっぱいだったようで73分中原と交代。
そして84分、甲府が左サイドよりでファウルをすると仙台は中島に代えて由紀彦を投入。いきなりFKを蹴ることになるが、さすが職人、由紀彦は落ち着いていた。まるで前節を再現するかのように由紀彦の蹴ったボールは中原の頭にドンピシャだ!!!

なんとも効果的な追加点が!これで2-0。
4月のドロー地獄にはこれがなくて苦しんだが今の仙台にはこの切り札がある。

この勝利でさらに勢いをつけて次節の山形とのダービーに臨む。
もちろん4連勝だ!!!!