選手を見る目は確かか?!

斉藤の加入で課題だったボランチの層が厚くなったのは良かった。
しかし気になるのは、はたして現在の戦力を指揮官はフルに活用してるかという疑問。
宮沢をほとんどこれまで起用してない。
FKの精度は右の由紀彦、左は宮沢で開幕前は安泰と思ってたのだが蓋を開けてみればずっとサテでばっか。
それは、降格した年のズデンコが西谷(現在札幌)を意見の対立から干してしまったのとカブってしまう。西谷も能力あったのにもったいなかった。
今回もこんな状況のままシーズンを終われば間違いなく宮沢は他に移籍してしまうだろう。
気持に余裕のない指揮官だろうから自分の戦術にフィットしないだけで外してるのだろうか?
すくなくてもスーパーサブ的な起用でもチャンスメイクとかしてくれそうな選手のように思えるのだが・・・
現在のボランチの直樹は、守備が得意、永井はドリブルで持ち込めるのが武器。しかしこのふたりパスセンスはイマイチ。冨田も同様にパスはあまりうまいとは言えない。
中盤の底からの決定的なスルーは皆無だ。
一方宮沢の武器は、そのパスセンス。一発でチャンスを演出できる可能性を秘めてる。スピードを活かせるセキやユウキへの決定的な場面も作れるはず。
パスを繋いでゴール前まで持っていってもなかなかシュートまでいかず消耗する悪い流れも多く、そんな時に一発でチャンスを作れるパサーがいればそれもひとつの選択肢として考えても良さそうなのだが・・・

かなりの間、ユウキのように調子を落としてる選手を起用し続ける根気があるなら少しは宮沢への可能性もみてはどうだろう?
選手の能力を引き出してチーム力を上げることも指揮官の大事な仕事のはず。

そのあたりもこの指揮官に対する不信感を増幅させてしまう理由かもしれないな。