お疲れ様!岡田ジャパン/俊輔代表引退・・・

 
昨日は、一日睡眠不足と脱力感の中淡々と仕事をしていた。
 
2010W杯が始まって毎日が睡眠不足ながらも楽しい日々が続いた。
しかも誰もが思ってもみなかった岡田ジャパンの快進撃に日本全国が盛り上がり、普段サッカーに興味なんかない職場や仕事先の人たちも自然と話題は代表の活躍についてでそれはそれで楽しかった。
そんな楽しかった2週間あまりの夢から昨日目覚めて現実の世界へと戻されたような感じだった。
 
1ヶ月前埼玉スタで見た岡田ジャパンはとてもこれからW杯に向かうようなチームでなく、これではとても無理!楽しみにしていた代表の活躍が戦う前から結果が見えてるような酷いチーム状況に悲観的な言葉しか浮かばず嘆いたものだった。
岡ちゃんもこともあろうか進退伺いの記事まで出てしまい、、いったいこれからどうなってしまうのか不安の中時間だけが過ぎていった。
その後も親善試合は、イングランドコートジボアールと連敗は続き、代表への期待なんて考えないようにしていた。
そんな批判の嵐の中、岡ちゃんも苦しみもがいてたどり着いたのが、今の戦術で戦うこと。
内容より現実的な戦いに徹すること!
その一番の犠牲になったのは俊輔だ。
スペイン移籍で故障もあって結果を残せないままマリノスに復帰したが体調面でなかなかいい状態に戻らないまま無理して出場した韓国戦。
本人も言ってたけど最悪の出来で、まわりからの批判も凄かった。
それ以降岡ちゃんも俊輔をスタメンでなく本田中心のチームに変貌していく。
パスサッカー、攻撃重視でなく相手の長所を消すことを徹底する現実的な戦いに徹するために阿部をアンカーとして置き中盤の底を厚くした。
それが結果的にチームにプラスアルファーを生みチーム力が上向いていくことになるのだからわからにもんだ。この時点で俊輔のW杯での出番はほぼ消滅した。

結果の出ないFW陣には見切りをつけて本田のワントップという一発勝負の賭けに出た。
もうこれまで散々叩かれまくった岡ちゃんにしてみれば、開き直ってのことでこれが結果オーライとなってくれた。
 
その賭けはカメルーン戦で花開く!
この勝利が代表の気持ちを楽にさせてその後の戦いに繋がった。
ただオシムの時に掲げた人もボールも動くサッカー、見ていてワクワクするようなサッカーとは対照的な現実路線で海外メディアも賛否様々な評価だ。
それでも勝てば官軍でいつの間にか岡ちゃんは名将となり、ごめんね岡ちゃん現象の今日このごろだとか・・・俺は絶対謝らないけど(苦笑)

オシムから代表監督を引き継いでいろいろ独自のチームにしようと暗中模索の中それほど結果も出ないまま本番が近づき、苦しい中選手自身が自覚して一体感を出してくれたことが一番大きいことだ。
そんなチームにまとめたことの貢献は大きいけど戦術面采配でははたしてどうかは、結局最後まで俺の中では????だった。
W杯は、戦いの場でそこでいかにして日本が格上に対抗出来るかを考えたときに岡ちゃんの選択は結果的に正しい結果となったけど、このサッカーが日本の将来に繋がるのかと考えれば疑問を感じてしまうよね。
韓国やチリやメキシコ等それぞれのスタイルを貫き、散っていったのと岡田ジャパンの敗退はちょっと違うような気がする。
それでも日本をベスト16まで引上げてくれたのだから岡ちゃんには感謝しますよ。
思えばあの目標さえ口にしなければ良かったのにと今でも思うけど・・・W杯ベスト4(苦笑)
ほんとお疲れ様でした。

そして俊輔は、代表引退だとか・・・
今大会はほろ苦いだけの大会になってしまったけど、川口らと主力組へのサポートに徹して、決して愚痴を言わなかった。ここまでコメントがメディアに出てこなかったのは、自分が発した言葉が独り歩きして代表に影響してはまずいとの判断もあったようで、最後まで縁の下からチームを支えてくれた。
いろいろ俊輔のことを批判する奴もいるけど、ここまで代表を引っ張ってきた中心選手のひとりは間違いなく俊輔だ。
海外でも結果を出して活躍して輝きを見せてくれたが残念ながらW杯にはイマイチいい思い出のないまま去ることになりそうだ。
今後はマリノスでの戦いに集中するそうだが、まだまだやれると信じてる。
チームでの活躍がまた待望論となって沸いてくることを期待しつつも・・・
俊輔、お疲れ様!!
今度はユアスタで待ってるから(笑)