希望の光と現実に潜む闇

 
 
めずらしくスポニチのトップに仙台の記事だ!
こんな状況だからってこともあるけど、しかもセキが仙台の顔として登場してる。
昨日もいろんなスポーツニュース等でもセキのインタビューが見られて良かった。
セキの思いはよくわかってる。きっと明日は思いっきりのプレイを見せてくれるはず。
昨日は、羽田からセキ、俊輔、憲剛、寿人、原口、ハーフナー、小宮山の7選手により出陣式があった。
リャンは大阪の実家にいるので長居で合流なのだろう。
 
 
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大震災後いち早く日本へ、世界へメッセージを発信してくれたウッチー!
イケメンでかわいいし昨日の代表の公開練習前の募金活動でもウッチーの募金箱前にファンが大行列だったとか?!
 
昨夜のやべっちでこのウエアに書かれたメッセージにまつわる秘話を紹介。
大震災のニュースを知ったウッチーがこの試合前にウエアにメッセージを書いてるのをシャルケの同僚GKノイアーが見ていて、ノイアーが「これを試合後サポに見せるのか?」
ウッチー「勝ったら見せるけど負けたら見せないよ」
ノイアー「じゃあ勝つよ!」
ノイアーシャルケの守護神で主将でもある。
 
試合は、1-1の同点のまま後半GKノイアーのロングキックからの得点が決勝ゴールとなってチームが勝利!!
試合後、メッセージの書かれたウッチーが勝利に沸いてる選手たちの輪の中に入らずにいるのとノイアーがウッチーを促してサポの前に導いていった。
ノイアー!最高にいい奴だ!!!
有言実行!ウッチーの思いをしっかり受け止めて試合を最高の結果に導いた守護神だ!
 
 
チャリティー試合では、ガンバと神戸の』試合前に仙台コールが!いろんなチーム、選手、サポが仙台を宮城を東北を被災地を支援してくれるのがうれしいです。
 
そんな希望と光の中でなかなかニュースにならない部分もあります。
 
昨日、サポ仲間のサ○○トさんが石巻のサポ仲間のト○チを再び見舞ってきました。
家は残ってるもののほとんど損壊してる状態で衣類もなくなったりでまわりのサポ仲間に支援をつのって持って行ったのです。
石巻から戻ったサ○○トさんからいろいろ話を伺いました。
 
石巻は人口も多く被災者の数も多いです。
ト○チのように家を失った家族も相当数いるはずです。
テレビでは、仮設住宅が建って復旧も順調なような報道もありますが実際は、仮設住宅の供給数とそれを必要とする数では雲泥の差があるそうです。ト○チ家でも仮設住宅の入居を当然申し込みましたが数百倍の倍率のようです。しかも親との同居で2世帯では狭い仮設住宅なのですが同じ住所ではひとつの仮設住宅しか申し込めない等制約もあるようで、新たな住居を求めて近隣の町を探してもなかなか見つからないのが現状のようです。
たぶん石巻市に限らず仮設住宅では全然間に合わないのが現状だと思います。これから復興が進む中で国や各自治体でももっと深く取り組んでもらわないと、ただでさえ弱ってる被災者たちですから十分なケアを御願いしたいです。
 
またト○チが親戚の家に避難後、荷物を取りに戻ると物置に入ってたガソリン携行缶やファン
ヒーターのカートリッジ内の灯油が無くなってたり小物タンスの引き出しが全部開いてたりしたそうです。
またト○チの友達が経営するコンビニは略奪に遭ったそうです。
 
前に海外メディアが略奪もないと絶賛していた日本人でも中には心無い奴らもいるようです。石巻市内には中国人等外国人もいるのでどうなのかはわかりませんが、なかなかニュースのもならないこういった事実もあちこちであるのが被災地の現実だってこともわかっておいたほうがいいのでしょう。
残念ですがこれが現実です。
復興が一番大事ですが治安の面でもそろそろ強化してもらわないと無法地帯のエリアではとても子供たちが安心して生活もできないですから、しっかり取り締まってほしいもんです。