日本代表の2014W杯は昨日終わってしまいました。
昨日、出張中の移動の車中、結構代表のことを考えてました。
ちまたにはこれまでで最強チームとも言われてたようですが、結果は2006年ドイツW杯のジーコジャパンと同じような結果で終わってしまった。
初戦先制して逆転負けも2戦目ドローで3戦目大敗。
ただ3戦目は大敗したものの、一番日本らしさは出せたように思う。
でも百戦錬磨の南米チームは、したたかでガチンコ勝負で挑んで勝てる相手ではなかった。しかも主力温存でもこの惨敗ですから。
前大会2010年の岡ちゃんの時は、本番前が最悪だったのが反って良かったのか、いろいろ改善して、阿部をアンカーに置いて、守りを徹底したサッカーが本番直前に完成。
俊輔中心のチームから本田中心に変えたことや、長谷部を主将にしたこと等いろいろ試行錯誤が功を奏して決勝Tまで進むことが出来た。
大会直前の試合でも連勝でいいイメージだけは持って臨んだ大会だった・・・・・はずなのだが・・・・
そんなことで俺の感想です。
① 攻撃サッカーするには、決定力が不足だった。
結局大久保も柿谷も大迫もJリーグでの点取り屋で世界には通用しなかった。
岡崎は、ブンデスで15得点と結果を出してることがコロンビア戦での前半終了間 際のファインゴールに繋がった。
個でダメなら総合力でだが、肝心のエースのふたりが最後まで調子が上がらず。
② エースと期待されてた本田と香川が実力発揮出来なかった。
本田:コロンビア戦であれだけFKのチャンスあったらひとつくらい決めなきゃダメ でしょう。
香川:決めるチャンスもキレもイマイチのまま終わってしまった。
このふたりはそれぞれがビッグクラブに移籍したものの活躍できず出番も激減。
やはりクラブで輝くような活躍もできないようで代表で輝けるほど甘くはないってこ とだ。
本田は、ミランでもっとやれると思ったのだが・・・このままだと新たなシーズン前 に放出もあるかも?!
このまま終わらせないためにも、この悔しさを糧にしなけれならない。
③ 守りは当初から不安だったが強豪相手に厳しい現実を見せつけられた。
特にCBのふたりに安定感はなかった。
マヤ中心にだったが、個ではやられっぱないの印象。
今ちゃんもあのPKは、仕方ないでは済まされない。一瞬の判断がクリアかファウ ルかのぎりぎりのところだっ たとは思うが・・・
一番悔やまれるのは初戦のコートジボアール戦の後半のあの失点の2分間。
④ ザックの采配がブレまくってた。
初戦、2戦目の終盤のパワープレイ。
固定メンバーしか起用できない手狭な策。
斎藤学の出番はあったはず。
一度も出場機会のなかった選手、フィールドプレイヤーで齋藤学、酒井(宏)、酒 井(高)、伊野波。
清武も最後ちょっとだけだし、本当にメンバーの特性を活かしつつチームを進化 させてきたのか疑問だ。
結局、出場機会のない選手たちは、固定メンバーの保険のような存在でしかな かった。
⑤ 良かったのは、長友、内田の両SBくらい?
コロンビア戦終了後立ち上がれなかった長友の姿が印象的だった。
内田は引退を示唆。協会としては、女性に絶大な人気もあり、グッズ売上にも影響 しそうなので引き留めたいだろうな。
⑥ 本当に日本のサッカーは進化してるのだろうか??
これから先のことを考えると気が重い(苦笑)
アジア勢は、未だ勝利なし。日本、イラン、オーストラリアはすでに敗退で残りは 韓国のみ。
このまま韓国まで敗退になると、アジア枠が4,5から3.5になる可能性もある。
そうなるとW杯出場自体がまた狭き門になる。
ザックは昨日、辞意を表明。
新たな指導者のもとでどんなサッカーで傷ついた代表を立て直してくれるのだろ うか?
それでもサッカーがなくなるわけでもなく、代表も新たなスタートを切ることになる ので、引き続き応援すること には変わりはない。
ガンバレ!ニッポン!!
そうそう仙台の選手にだって4年後までにチャンスをつかみ取る可能性は十分にある!
そのためにもチームでそれぞれの能力を高めて、試合で発揮することです。
W杯は、もう世界の別次元のサッカーを楽しむことに切り替えて、思いは全てわがチームに向けてます。
うちのエースは復活してくれました!
中断明けにさらに爆発的なゴール量産を期待しましょう!!
FORZA!SENDAI!!