ミラン世界一!

前半から両者アグレシブで見ごたえある内容だった。
先制ゴールのカカーのドリブルは凄い!
レッズ相手に翻弄してたが、相手がボカになっても前を向いて動き出したら誰も止めれないね。
ピッポも必ず大事な試合で決めてくれる。
それにセードルフが切れに切れてた!!もう縦横無尽にピッチを動き回ってるのでボカのDFもカカーだけのマークでは苦しい。

しかし、ボカもやはり南米王者だ!わずか1分後に同点に追いついてしまった!
ガットウーゾがゴール前でクリアしてCKになった後ちょっと油断して後ろを向いた瞬間にボカはショートコーナーで・・あわてたガットウーゾが戻るがもう楽々クロスが上げられて・・・ミランの他の選手も先制してちょっと気が緩んだのかマークがずれて、パラシオがヘッドで決めてしまう!
このパラシオって選手、髪の一部だけ三つ編にしてるのが気になって(苦笑)

当然だけどレッズがまったく歯が立たなかったミラン相手にボカのガチンコ勝負は、まだまだ日本のクラブチームはこれからだって痛感してしまう試合内容だったな。それでも後半、試合の展開で予想外の結果となってしまうのだが・・・

後半開始は、一進一退だったがこの日はカカー、セードルフに縦パスが良く通るのでチャンスが増える。
5分セードルフが右コーナー付近でファウルを受け、ピルロのFK。
ピルロは低く早いボールをPAに放り込むとアンブロジーニが競い合ってころがったボールを、詰めてきたネスタが豪快に決める!!!

これで断然ミランが有利に試合を運ぶようになる。
点を取らなきゃならないボカは前がかりになり、ますますカカーやセードルフが自由にプレイできるスペースを与えてしまうようになり追加点が立て続けに入る。
カカーは、さすがバロンドール受賞しただけのプレイを見せてくれた!
ゴールはおまけのようなものだが、もう完全に自分で取りにいって奪ったゴールだった。

ミランの主将、チームの象徴のマルディニは、有終の美を飾ることができた。
39歳とは思えない動きでこの試合もチームを引っ張っていた。カッコ良すぎるな~


今年のミランセリエAでなかなか調子が上がらず現在10位。
この優勝でチームの勢いを増して、これからリーグ戦の快進撃も期待したい。

それにしても日テレの放送は、はしゃぎすぎでどうかと思うけど・・・