FOREVER QUEEN

 
ちょっと取り上げるのに遅れてしまったけど、11月24日は、フレディーマーキュリーの没後20年になる。
 
フレディーは言わずと知れたクイーンのボーカリストだ。
 
この時期に合わせてWOWOWでクイーンの特番がありじっくり観ることができた。
 
俺は、正直根っからのクイーンファンではない。むしろクイーンのデビュー当時は受け入れがたい存在だった。
日本から人気が出たと言われるクイーンは、当時圧倒的な女性ファンが多くいて、ツェッペリンやクリーム、ディープパープルに傾倒していた、ロックファン、ロック小僧には敬遠されてたと言っていい。当時の俺もロック大好き少年だったのでクイーンなんか!っていう意識でむしろバカにしていた。
 
 
そうは言っても「'Killer Queen」がヒットして耳にするたび、フレディの高音の延びたボーカルにブライアンメイのギターが絶妙に絡むサウンドが気になってしょうがなかった。
ロック仲間内ではクイーンなんかダセーとか言っておきながらもう結構クイーンの魅力に魅せられた隠れクイーンファンとなってた。
 
でもそれは当時は絶対秘密だったのだ(苦笑)
 
アルバムオペラ座の夜が発表され、「ボヘミアンラプソディ」がヒットすると隠れファンでいることがほんとツラいくらいこの曲の虜になってしまった。家では毎日のように聴いていた。
 
この曲は、フレディ・マーキュリーブライアン・メイロジャー・テイラーの3人のメンバーがオーバーダビングし、それらを順次何度もピンポン録音することによって、180~200人分かそれ以上の「声の効果」を出そうとしたものであり、実際にそれくらいの声が重ねられている。またダビングのし過ぎでテープが劣化し、テープを明かりに翳すと光が漏れて見えたため、慌てて別のテープにダビングしたというエピソードが残されている。
 
当時、このような手法での曲はなくとにかく新鮮だった。
 
実際、この曲がイギリスでヒットしていた時期にもマスコミの受けは良くなくクイーンの評価もまだまだだったようだ。
 
その後もクイーンが進化しながら素晴らしい楽曲を発表!次々にヒットを連発する。
 
特に、「伝説のチャンピオン」や「Will You Rock You」は、サッカースタジアムでも頻繁に流れるようになった。
スポーツの熱い雰囲気に最もマッチした代表曲となったのだ。
もちろん俺も今ではこの2曲は大好きだ。
 
わが仙台も、「伝説のチャンピオン」がチームの代表曲になるような強豪になってほしいもんだ(苦笑)
 
 
またロカビリータッチのこの曲もカッコいいですね。
Live Aidの映像ですがめずらしくフレディがギターを持ってのパフォーマンを見せてくれてます。
 
 
クイーンの魅力は何と言ってもフレディのボーカルだ。
4オクターブという幅広い音域でへヴィロックからオペラ風の曲まで完璧に歌いこなす歌唱力は圧巻だ。
 
ライブではフェイクを交えた歌唱で上質なライブを常に観客に届けてくれた。
いろんな動画で観たり聴いたりするフレディの歌声はいつも迫力満点!
 
80年代後半あたりからフレディがHIVに感染しているのではないか、という憶測が頻繁に飛び交うようになる。本人は否定し続けるも1991年11月23日にHIVに感染していることを初めて公表。翌24日、HIV感染合併症のひとつであるニューモシスチス肺炎により死去というショッキングな結末を迎えることになった。
 
フレディの死後20年の年月が過ぎたがもうフレディのようなボーカリストはもう現れることはないのだろう。
 
2004年元フリーのポールロジャースを迎えてクイーンを復活させたが、やはりフレディ抜きではクイーンではいと俺は思う。そう感じるか感じないかは人それぞれでいいとも思う。
 
俺にとってのクイーンはフレディと共に俺の心にこれからも生き続けてる。
 
FOREVER QUEEN♪