守りきれずドロー・・

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2試合連続ゴールも!!!


イタリア・セリエ第21節


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ミラン 1-1 ジェノア

得点 ベッカム33’ミリート87’

注目のミランのスタメンは、前回同様パトのワントップのツリーフォーメーション。
守備で不安のセンデロスに代わってファヴァッリ、出場停止明けのヤンクロフスキ以外は前節ボローニャ戦と同じ。
現在4位と好調のジェノアは、守備がしっかりしていてボローニャ戦のようにはいかない。
カカーがボールを持つと必ず2,3人で囲むようにして突破させないことを徹底。

それでも中盤の安定感はベッカムが加入してきて一層厚みを増してきてる。ピルロが視野広くパスを配給してるし、セードルフの攻守によく動いてる。
そして今日もべッカムは、堅実なプレイでチームに貢献。特に右サイドは、ベッカムによってザンブロッタの攻撃力が最大限活かされてる。

最初のFKのチャンス。距離のある場面ではピルロ!無回転がクロスバーを直撃!あ~惜しい!!!

そして・・・

33分左サイドの角度のない位置からのFKのチャンスにベッカムは味方に合わせることなく強烈なシュートをゴール左隅に放つとボールはネットを揺らす!!!!1-0!!ミラン先制!!!!!!


42分ザンブロッタがPA手前中央でファウルでFKを与えたがなんとかGKアッビアーティの好セーブで事なきを得た。

前半はこのまま1-0で終了!

後半もミランペースで展開。
ジェノアの逆襲にもDF陣前回のような不安定さはない。
ベッカムの攻守に効果的に動きまわる運動量は、ベテランながらほんと素晴らしい!
解説者も言ってたが、これまでのミランにないものを吹き込んでくれてるのをチームメートも認めていてすっかりチームの溶け込んでる。
そのベッカムは、71分お役御免でフラミニと交代。
ベッカムの決めてくれた1点をなんとしても守り切るアンチェの采配か?

73分ロニーINパトOUT。
パトもゴールこそなかったがかなりのキレがあるので相手DFを振り回してファウルを誘っていた。
ロニーもここらで頑張って存在感見せないと消えてしまうぞ~(苦笑)

終盤セードルフも下げて完全に守りに入ったミランだが80分過ぎからジェノアに攻められる場面が多くなる。
87分左からのクロスを折り返されミリートに決められとうとう同点に・・・結局1-1で終了

やはり今のミランには、攻撃力に比べて守備の安定感ない分1点を守り切るのは厳しいのか?・・
ジェノアもさすが4位だけのことはある。
この試合、アンチェの采配が結局裏目に出てしまった。
インテルが勝利してしまってまた差を拡げられ、スクデッドに厳しい現実を突きつけられた。


ベッカムはインタビューで
「一緒にプレーしてみたかった唯一の選手が、ミランとイタリアサッカーの象徴であるパオロ・マルディーニだった。彼は僕がミラノで溶け込めるようとても助けてくれたんだ。偉大な選手というだけでなく、素晴らしい人物であることを証明してくれたね。でも、本当に印象的だったのはピルロだね。彼には才能があるし、特別な選手だよ」
お~パオラはわかるが、ピルロのことも認めてるんだね。ピッチもパスの受け渡しもスムーズだし、FKもうまく位置、距離でお互いに尊重し合ってる感じするよな~


ベッカムの完全移籍は、誰もが望んでるけど・・・・一番のネックは、ギャラクシーより奥さんビクトリアだろうな・・ww