俊輔の進化。

昨日は、朝、俊輔一面の日刊スポを買って、夜のニュースでまたあの歓喜の瞬間を何度も観た。
ストラカンのこのコメントが心に残る。
俊輔を獲得してからのだが、「周囲はタックルができないと言うが、それがどうした。彼は天才だ」
ストラカンは、俊輔をセルティックが獲得してからずっと俊輔を信頼し、起用し続けた。
俊輔もそれの応えて結果を出してきた。

今年でセルティック2年目になるが、1年目の優勝でもそれなりの貢献はしたが、2年目の俊輔は明らかに変わった。
それは、たぶんキッカケは2006年ドイツW杯での代表惨敗。本人も体調不良による不完全燃焼でこのときに俊輔は、何が自分に足りないかを課題にトレーニングに励んでいったようだ。

2年目に入ってから・・・その前からかもしれないが、俊輔は、試合後必ず1,2時間かけて筋トレ、ストレッチをして万全のケアーそしてフィジカルの強化に努めた。
その結果がプレイに如実にあらわれてくる!
ボールを持った俊輔が力強くなったのだ!
以前なら・・イタリア時代なら簡単に倒されてた俊輔が倒されなくなった。
イタリアでもスコットランドでも観戦してればすぐわかるが、審判が日本のようにすぐファウルを取らない。だから倒されてのファウルもよっぽど酷いものでなければ、プレイを止めない。
まして俊輔のような、キャシャな体型のプレイヤーにはなおさらだ。
だからこそ俊輔は、その課題を克服しようと頑張ってきたのだろう。

優勝を決めたキーマノック戦の最後の場面のFKをGETした際も俊輔は、安易に倒されていない。
何度も持ちこたえて、前を向こうとする。1対1なら容易にそれができたが相手も俊輔の能力をわかってるがゆえ、もうひとりと囲みそして結果的に倒してしまう。
あの劇的ゴールには、そんな俊輔の常に先をみて課題に取り組んできた成果が凝縮しているのだ。
だから尚更、俊輔もうれしかったのだろうな~

これから俊輔は、どう進化してこの日本サッカーを代表を引っ張っていってくれるのだろう。
川淵キャプテンは、ヒデに並んだとコメントしてたが、俺は、もうとっくにヒデは超えてると思う。
ヒデのやってるパフォーマンスと俊輔のそれは全く違うし、俊輔は真のサッカー小僧として、俺のようなおっさんから小さなサッカー少年までサッカーだけで夢や希望を与えてくれてるのだから・・・

あ~明日は、ダービーだしそろそろベガモードに切り替えなきゃな(苦笑)