どこのチームも頭を悩ますフッキの存在。
川崎のジョニーニョも凄かったが、ＦＫの精度もピカイチ、パワーもあるフッキの方が能力的には上だろう。
今の東京Ｖは、４－４ゾーンにフッキ、ディエゴの２トップ。これを縦にしたような布陣。
この前の草津戦に東京Ｖ攻略の糸口を見れたような気がする。
もちろんフッキ対策をしっかりしなくてはいけないが、あまりフッキばかりに注意を向けてるとディエゴや広山にやられてしまう。
まず気をつけなければいけないのが仙台が前がかりになってＤＦラインを上げた時のケア。
前回このことへの徹底されなかったことでフッキにハットをやられてる。
そしてフッキがボールを持つときに前を向いてフリーな態勢にさせない。
当然どこのチームもそのくらいのケアはしてるがそれでも得点を重ねる化け物フッキ！それでもしつこいくらいにマークしてイライラさせる。
仙台の選手はいつも以上にハードワークが要求されるだろう。
特に左サイドの啓太は、カード覚悟で行くしかないだろう。それに両ボランチは大変だろうがここが勝負の分かれ目となりかねない。
とにかくフッキはシュートを打つ回数が多い！決定力はもちろんだがそれだけゴールへの執念も人並みはずれてある。だからどんな態勢からでも打ってくる。仙台としてはフリーな態勢はもちろんいろんな場面でも打ってくることを想定して守備をしなくてはならないだろう。
そしてＰＡにボールを持って入れさせない。ＰＡ付近でファウルしない。いろいろ注文が多くなり大変だがそれだけ凄い選手がこのチームにいることは現実だし避けて通れない。
昇格のために立ちはだかってる大きな壁でもあるのでここはなんとしてもこの大きな壁をぶち破らなければ！
個々の能力はあきらかに東京Ｖの方が上だが、仙台にはチームとしてのまとまりがある。ここにきての３連勝がそれを物語ってる。
勝負は後半３０分過ぎまでフッキを中心とした攻撃陣の猛攻に耐えられるかだろう。東京Ｖは、鳥栖戦、草津戦と終盤選手の足が止まってた。
そこが狙い目！
特に左サイドからの攻撃が有効だ。
仙台もこのあたりでタノあたりを投入して崩していけば勝機もあると思う。
もちろん早い時間帯にバンや中島が先制してくれれば最高だが・・
