あの屈辱を糧に!/プレイバックJ2、2004

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昨日、ひさしぶりにジムに出かけて汗を流してきた。
やっぱり汗を流すのは気持ちいい!
だいたい2時間ほど身体を動かしてくるのだが、30分くらいランニングしながらいつもいろんなことを考えるけど昨日は、仙台のこれまでの戦い、J2降格してからのことを考えててたら胸が熱くなってきた。

2001年に元仙台監督の清水さんが、テルやマルコスを中心にJ1昇格を決めた。
J1バブルで仙台の街は盛り上がって、チケ争奪戦が繰り広げられた!
俺も当時は、年チケなく、毎回チケ発売日にはいろんなコンビニを駆けずり回った。
ヤフオクで定価以上で購入したこともあった。

チームは、昇格した年、苦しみながらもマルコスの決定力にテルの精度あるFK等でなんとか残留を決めたが翌年にマルコスが怪我で長期離脱するとチームも低迷し、わずか2年でJ1の舞台から去ることになるが、大分での最終戦で流した涙は、また必ずこのJ1の舞台に戻ってくるという強い思いもこめてのものだったが現実は、思った以上に厳しかった。

降格した年の途中から指揮をとってたズデンコの元で俺たちサポは、すぐ昇格できると信じて臨んだ2004年開幕の横浜戦アウェイ三ツ沢でまさかの4-0の惨敗。開幕3連敗という厳しい現実に直面してしまう。
そして俺がもっとも辛い現実に直面した試合が第6節のアウェイの大宮戦だ。ここまで1勝4敗と散々なスタートの仙台に対し、コールリーダーは奮起を促すつもりで前半45分「LET’S GO 仙台!」をエンドレス。
何かの変化を期待してのものだったがこの日の仙台は、大宮の中盤での厳しいプレスにパスが前に繋がらない!ハーフウェイラインあたりから先にボールが全く行かない!!
当然ながら無理なロングボールはいとも簡単に跳ね返される。選手に自信のかけらも見られなかった。
そんな状況で勝てるわけもなく3-1で敗戦。この点差以上に差を感じた負けで試合後は屈辱感で涙が出そうにになった。

チームが、降格のショックからなかなか立ち直れずに苦しみもがいていた、一番苦しい時期でもあったのだろう。

あの頃の低迷、どん底を肌で感じてたのは、スタメンで出ていた菅井と控えの直樹とGKの萩原くらい。

今季、仙台がテグさんの目指すサッカーで地力をつけて、自信をもってCBのエリゼウ、広大からビルドアップして直樹がリャンやセキにボールをまわす、当たり前の場面もあの頃の屈辱的な光景を思い出すにつけ、よくここまでチームとして成長してくれたと感慨深くなる。

昇格まで長い時間を費やしてしまったが、その過程での厳しさ、苦しさ、悔しさが選手を強くたくましくしてると思う。決して無駄だとは思わないこの6年間、これからの未来の仙台のさらなる成長のために!