先日のセレッソ戦で負傷で途中退場。
じん帯を痛めて今季絶望のようです。
この試合、セレッソも茂庭が早々負傷退場、後半にもエース柿谷までもが足を痛めて退いた。
どの選手も劣悪なピッチの芝に足をとられて、傷めてるようだ。
仙台と試合すると相手チームの選手が怪我をさせられるようなうがった見方をネット上でも目にすることがあります。
しかし、少なくとわが仙台の選手は誰一人、汚いプレイをするような選手はいません！！！
むしろ問題なのはこのデコボコの芝の状態です。
このデコボコの状態でギリギリのプレイを強いられ、足をくじいたり、取られてひねったりしないほうがおかしいです。
仙台はそんな劣悪ピッチに慣れてるから他チームに比べて有利なのでは？なんて声もありそうですが、それはちょっと違うような気がします。
現に大海が負傷してしまい今季絶望っぽいです。
チームの有利、不利以前に選手の安全を損なうようなコンディションはやっぱマズいでしょう？！
ユアスタの芝・・ここ何年も状態が悪く、ほんと改善の努力してるのか？って疑問に思ってます。関係者は努力してるのでしょうが、これから仙台がＪ１で居続けるためにも、ユアスタが全国でもっとも素晴らしいスタジアムになるためにもこのピッチ状態だけは早急に改善すべきだと思います。
来季に向けて、フロントや仙台市はもっと真剣に早急にこの問題に対応してほしいです。絶対対応すべきです！
さて火曜日に朝日新聞朝刊に掲載されてたリャンのコラム「継続力」も４回目、今回が最後のようです。
今回のテーマは、「第二の故郷でもっと上へ」
リャンが仙台に来て、９年間過ごしたことや、いろんな思いが綴られてます。
今回も転載しちゃいます。
宮城には９年間住んでいて愛着も湧いた。生まれ育った大阪のにぎやかで優しい人柄も好きだが、それとは違う物静かで優しい宮城の人柄も好き。食べ物は特にサンマなど魚介類がおいしくて、大阪にいた頃はあまり食べなかったすしを好んで食べるようになった。
その第二の故郷を昨年３月、大震災が襲った。クラブで津波の被害を受けた地域に行き、子供たちとサッカーをしたり、仮設住宅の集会所で地域の人と会話をしたりした。仮設住宅での暮らしは、見聞きする以上に不便を強いられているという印象を受けた。
つらい暮らしを強いられている人たちが、「来てくれてうれしい」「ありがとう」と言ってくれる。自分も地震を体験しているが、つらいとは言ってられない。サッカーの試合中も闘志がわいてくる。勝てば喜んでくれる人が他の被災地にもいるから。
日本では在日朝鮮人に関するいい報道は少ない。この地に来た当初は、自分が果たして受け入れてもらえるだろうかという不安を抱えていた。
しかし、不安に思っていたようなことは全く無かった。
加入した２００４年、開幕してから１，２か月経ち、スタジアムで僕の名前を書いた横断幕を一つ二つ見つけてほっとした。現在の応援歌は、元々シルビーニョのもの。中心選手だった彼の応援歌を受け継ぎ、うれしかった。サポーターが僕を認めてくれ、期待してくれているのかな、と。北朝鮮代表に選ばれたときは、仙台の知人やサポーターに「日本代表と同じくらいに応援するよ」と言ってもらえ、心強かった。
愛する地域のクラブを次のステップに押し上げたい。常に優勝を争うクラブを目指す。アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）に出て経験を積めばさらに成長できる。
仙台から日本代表が一人でも二人でも出れば、代表で学んだ経験からチームにいい影響を与えてくれるはず。北朝鮮代表と日本代表で対戦し、仙台に戻れば仲間としてピッチに立つ。そんなことを思い描いている。
俺は、サポとして、リャンについては、在日とかそういう目で見たことはなかったですね。
気がついたら仙台のリャン、選手として欠かせない存在だし、応援しなくちゃ！ってずっと思ってましたからね。
リャンは、関西人にしては、一見おとなしい感じだし、謙虚さもあるし、とても好感持てますよね。
この仙台、東北の地でリャンが受け入れられたのは、もちろんサッカーでも活躍が一番ですが、リャンの謙虚さ、サッカーに対して常に真摯な気持ちで向き合ってることが応援してるサポに直に伝わってきてるからだと思います。
だから仙台サポは皆、リャンを愛してます。
リャンが北朝鮮代表でＷ杯に出場するかも？！となった時には、仙台サポは日本代表の応援以上に、リャンを応援したい気持ちでいたのは間違いないです。俺も何よりリャンのことが気になってました。
リャンも３０歳とベテランの域に向かおうとしてますが、常に高みを目指して、出来るだけ長く仙台でプレイ、活躍してほしいと心から思ってます。
頑張れ！！リャン！！！
ＦＯＲＺＡ！ＳＥＮＤＡＩ！！
