青の王者インテルＶＳ赤の王者ミラン。
サンシーロスタジアムには８万以上の大観衆。
燃えないわけがない両チーム。
主審も試合をコントロールするのに一苦労なほどにガツンと削りあい。
後半には主審が足をつってしまったのか２度試合を中断させて足の治療。
それくらい両者の攻防が激しく面白いゲームだった。
先制点は、前半１８分ピルロのＦＫ！！！
距離は１９ｍでちょっと近いかな？！と思ったけど無回転でなく右に曲げる強めのシュートが右隅に見事に決まる！
しかしここからインテルの怒涛の攻撃にミランは防戦一方。セードルフもＣＷＣの疲れからか徐々に精彩を欠いてきてカカーが孤立してなかなかボールがまわってこない。そんな状況だからワントップのピッポにも・・・
３６分イブラヒモビッチが粘ったボールをクルスがＰＡ内左にドリブルで持ち込んで素早くシュート！
ジダの反応が一瞬遅れてゴールとなった。
インテルは、今季リーグ戦負けなしだけあって手堅く試合巧者だ。
サムエルの故障退場で入ったマテラッツィがハードマークで何度もカカーも止める。
後半１８分カンビアッソに逆転ゴール決められてからはインテルペースで流れをつかめぬままミランの敗戦となってしまう。
ミランは、やはりＦＷ陣の層が薄いな～後半投入のジラもイマイチだし、早くロナウドが回復してくれないと決定力のところでインテルとは差を感じてしまう。
これでミランはサンシーロでまたも勝てなかった。
インテルに勝ってリーグ戦に勢いをつけたかった思惑は外れていよいよ厳しい状況に陥ってしまった。
このままズルズルなんてことになったらＣＷＣ優勝も色あせてしまう。
ミランは、早急に補強するなり手を打たねば！手遅れにならないうちにだよ～
